事業を始めて建物を借りるとき、必ずと言っていいほど保証人を用意して下さいと言われます。個人で借りるときは自分とは別に保証人を探さなければいけません。結構面倒ですよね。

しかし、個人ではなく法人名義で建物を借りる場合はどうでしょうか。法人は一つの独立した人格を持っています。1個人と似ている部分があります。いってみれば法人も個人も形態は同じです。ですから、法人名義で建物を借りるときの保証人は法人の代表者でも良いのです。もちろん、個人保証にはなりますが保証人を探す手間が省けます。

ただ、法人もそういうところがあるのですが、許可を取得しないと営業が出来ない場合で例えば特殊風俗営業など建物の持ち主の承諾を得ないと許可が下りない場合があります。会社として建物を使用するのはいいが、この業種がダメと建物の持ち主が言えば許可が下りず事業が出来ません。許可を条件に事業を起こすときは注意が必要です。せっかく会社を設立したのに、事業が出来ないなんて最悪です。しっかりと調査してから前に進みましょう。

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