産業廃棄物の収集運搬の際に廃棄物を入れる容器として使用されるドラム缶は大きく分けて2種類あります。一つはオープン式ドラム缶。蓋が脱着可能なものでそのまま廃棄物をトラックに積むと危険なものや飛散防止、他の廃棄物との混同を防ぐために使用されます。

もう一つはクローズ式のドラム缶です。このドラム缶は蓋の脱着が出来ないので、産廃の収集運搬では主に廃油等の液体を運ぶときに使用されます。廃油専用容器を使用する業者さんもいらっしゃいますが、クローズ式のドラム缶でも使用は可能です。廃油専用容器は入口部分が網目になっているものがあるので、異物を混入しないのでお勧めです。

当事務所で産業廃棄物収集運搬業の許可を申請される方は解体工事業を営んでいる場合が多いので一般的に言われる解体7品目の申請が多いですが、廃油等の液体も含む申請になるとドラム缶等の容器には注意が必要です。液体を入れても漏れない容器が必要になります。

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